2000年12月12日

デビルマン/永井豪/OVA海外版

このホームページをオープンして知り合った友人から、先月「デビルマン」のOVAを頂いた。海外出張経験の長い方で、なんと、アチラで購入された英語版のビデオだ(どうもありがとうございました)。・・英語吹き替え版 = "English Dubbed" というらしい。英語字幕版ならば、"English Subtitled" 、・・なる程。

パッケージは向こうで作られたもので、『MANGA 漫画 VIDEO』のロゴがある。値札に記された金額は、"14.95" …ドル、だね。何か、封を切るのが妙にもったいなく思えてしまった(笑)。

ビデオのメインストーリーは、KC講談社コミックス「デビルマン」の第2巻「妖鳥シレーヌ編」を、ほぼマンガのとおり、誠実に再現。その上で、構成上の若干のアレンジがなされている。・・序盤の見せ場として、まずKCでは第3巻に収録の、「魔獣ジンメン編」〜 デビルマンVSジンメンのバトルへと突入した。

原作とは大幅にデザインチェンジされた、にょろりと飛び出した目玉(瞳はタテ線1本!)をぐりぐり動かし、しわがれた声で呪われたセリフをデビルマン = 不動明に英語で叩きつける魔獣ジンメンが、クリーチャーぽくてとてもいい。ちょっと、ホントに外国のホラー・ビデオを観ている様な雰囲気だ。具体的な英単語はほとんど聞き取れないのだけれど、小学校の頃から何百回夢中になって読んだか知れない原作版のセリフをほとんど丸暗記してしまっているので、同時通訳みたいに意味が分かるのも楽しい。

闇に浮かび上がる、恐怖と苦痛に歪む、死者達の顔・・。
「お気に召したかね? 不動明、・・いや、デビルマン! ・・私の美しい甲羅は?」
「甲羅?」
「分からないか、・・そうか、カカカ、ならばもう一度、・・もう一度、よーく見るがいい!」
バーン!
「うわああーっ!」

魔獣ジンメンの姿がはっきりと現われると、カメの怪物であるその背中の甲羅一面に、死んでこの世のものでなくなってしまった人間の顔が、"生きたまま"デスマスクとなって貼りついていた。・・それらの真ん中あたりには、不動明の母親(原作では明の知り合いの女のコ)の"生きた"デスマスクがあった。

「俺に食われたヤツラは、死なずに甲羅に浮かび上がるのさ。人間どもがやる刺青なんかより数段上だろ? ・・わめき、叫び、恨み言をいうからなー」

怒りのデビルビームを放つ明、・・が、背中を向けて防御するジンメンの、甲羅の顔を破壊してしまう。

「今、お前は人間を殺したんだ、デビルマン。・・生き物を殺すのは良くないなー。なんせ俺は食っただけだからなー。人間の感覚じゃ、生き物を食うのは悪いことじゃない。従順で大人しいウシやブタを平気で食ってるからな。だから俺は、殺さずに食ったのさ。殺さずに、・・殺さずに、・・食ったのさ・・。俺に食われたヤツラは幸せだろ!? カカカ」

「デビルマン」に登場する代表的な悪魔といえばやはり、美しい白い翼を頭に持つ鳥のデーモン、翼と鋭い爪以外はオールヌードのSM女王様風美女=妖鳥シレーヌなのだが、・・こうして改めて思い出してみると、このジンメンというのも、能力設定といい、性格といい、相当なものだ。

「ジンメン、・・今ほど、貴様達デーモンが憎いと思ったことはないぞ・・!」
「憎め、憎め、カカカ、・・憎まれるのはデーモンにとって誇りだよ。強い奴ほど憎まれるからなー」
涙を流し、怒りに打ち震える不動明をカカカと嘲笑うジンメン(人面)・・。

・・この続きがどうなるかは、ビデオを観るか、出来れば原作を読んでみて下さい。凄い、としかいいようがないですよ。

デビルマン/永井豪/OVA海外版
posted by bonso at 00:00 | Comment(0) | 永井豪
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