(お尋ねマンガ解決済ファイル)
[92] 桑田次郎の怖いマンガ
>怖い桑田次郎マンガ
〜といえば「怪奇大作戦」がありましたが、その頃に月刊誌「ぼくら」で「怪奇〜」とは違う怖い桑田マンガ(読切り)を読んだ覚えがあります。
宇宙サボテンだかの種に寄生されてしまった博士が、吸血鬼となって、夜毎人を襲う。犠牲者は全身穴だらけで、失血死している。
クライマックスで、博士の体中からサボテンの針が映えていたシーンを覚えています。
(以上、掲示板過去のログ平成14年3月分より転載)
また少し思い出しましたが、その宇宙サボテンは、怪獣博物館みたいなところにあり、博物館を案内される博士がガラス越しに色んな怪獣を見ていた場面もあった気がします。
どなたか教えてください!(まさかまた迷宮入り候補では(笑))。
bonso 2002/06/15 21:04:11
[93] Re[1] 桑田次郎の怖いマンガ
これっぽいけど、違うようでしたらごめんなさい。
●トゲ人間
宇宙からただ一人生きて返った英雄 西条ケンは、
毎晩、吸血植物が人を襲ってその血を吸い取るという
悪夢に悩まされていた。
「ぼくら」 1968年11月掲載のようです。
以下の文庫本に採録されているようですね。
■「闇の画廊」 [ホラーコミック傑作集 第2集]
文庫 1996年04月10日 ISBN4-04-166417-9 [角川ホラー文庫]
菊地秀行=選
闇に蠢く狂気と絶望、そして悲惨・・・。八人の巨匠が描くダーク・ギャラリー!! 時空を越えて、いま甦る傑作恐怖コミック集。
「恐怖の原始人間ムーズ」 関谷ひさし
「少年Gメン」 武内つなよし
「浅き夢見じ」 小島剛夕
「人犬」 さいとう・たかお
「死人が呼んでる」 川崎のぼる
「吸血鬼」 望月三起也
「トゲ人間」 桑田次郎
「安達ヶ原の鬼女」 池上遼一
解説 菊地秀行
[94] スピード解決ありがとうございます!
ちゅるふさん、ありがとうございます!
「ちいちゃくなあれ」に続いて、またもスピード解決。感激です。
西条ケン、・・この名前の響き、覚えありますよ。
「ぼくら」の1968年11月というと、まだ小学1年生でした。
『トゲ人間』とてもシンプルでストレートなネーミングだったんですね。
いやあ、昭和少年SFマンガの香りです(笑)。
ホラー文庫でとっくに復刻されていたとは。
「トゲ人間」以外は未見だと思えますが、さいとう・たかお「人犬」って、タイトルだけでとてもイヤ〜な気持ちにさせてくれます(笑)。
第2集というからには、まだあるんですね。
坂口尚「生き人形」などは載ってたりするのでしょうか。
マンガ文庫についてはこれまでまったく注意してなかったのですが、色々見てみようかな。
どうもありがとうございました。
[95] Re[1] スピード解決ありがとうございます!
現物を確認せず、ネット上の情報を検索しただけなので、bonsoさんが探している物と違っていたら申し訳ありません。
そういえば「ちいちゃくなあれ」では、yoshirさんが該当本を注文されたようですが、現物は果たしてどうであったのか、ドキドキしております。
[96] 『闇の画廊』
ちゅるふさん,その節はご教示,ありがとうございました(_○_) 20年ぶりの再読で,やはり「怪作だなぁ」という想いを強くしました。
『闇の画廊』について…
おそらくBonsoさんがおっしゃる桑田作品は「トゲ人間」だと思います。トゲ植物の惑星から,たったひとり帰還した宇宙飛行士はじつは…というお話です。
ところで,角川ホラー文庫からは「ホラーコミック傑作選」が今のところ5冊出ています。その第2集が『闇の画廊』です。編者の菊地秀行によれば,セレクトの基準は,
(1)普通,怪奇ものと縁がないと考えられている作家の作品
(2)できる限り現役作家であること
だそうです。ですから,けっこうレアな作品が収録されています。
それから第4集の『人外魔境』は小栗虫太郎原作のマンガ化で,1969年の『少年キング』に掲載されたものを集めています。作者は,手塚治虫・水木しげる・横山光輝・松本零士・桑田次郎となっています。
また第5集の『白髪鬼』は乱歩原作。横山光輝「白髪鬼」,桑田次郎「地獄風景」,古賀新一「陰獣」が収録されています。「パノラマ島奇談」が原作の桑田作品は,かなりぶっとんでます。
なお坂口尚「生き人形」は1〜5集には入っていないようです。
[99] Re[1] 『闇の画廊』
ちゅるふさん、yoshirさん詳細な情報の提供ありがとうございます。
『トゲ人間』については、私が「ぼくら」を愛読していた1年程の時期とちょうど合っていますので、これで間違いはなかろうと思います。
この後桑田次郎マンガでは「シンゴ」の連載が始まっていますからね。
角川ホラー文庫、第4集、5集はかなりそそられるラインナップです。
'69年「少年キング」だと「ぼくら」に購読誌を移した頃なのでぎりぎり読んでいるか分かりませんが、「人外魔境」の松本零士版って、もしかして「ヒトザル」というものの、絵物語りふうマンガではなかったでしょうか?
(いや待てよ、それは「有尾人」という別マンガがあったような・・。
いかんまたお得意のウロ覚え発言を・・(笑))
古賀新一の「陰獣」も、乱歩の原作とは違い、生き埋めで地中に閉じ込められた男女の話とかじゃなかったでしたっけね・・?
[101] Re[2] 『闇の画廊』
松本零士の作品は「有尾人の夢」というタイトルですが,
これだけ『少年キング』ではなく『プレイコミック』掲載
でした(1975年)。ですからちょっとエロチックでした。
古賀「陰獣」は,わりと原作に忠実なストーリィでしたよ
(とか言いながら,原作の記憶がかなりあやふやなんです
が(^^ゞ)
[103] Re[3] 『闇の画廊』
引っ越しの片づけもひと段落し、今日やっと大きな書店に寄ってみました。
マンガ文庫コーナーにも目を光らせてみましたが、さすがに都合良くホラー文庫には巡り合えませんでした。
なる程、有尾人のマンガはあったんですね。でも年代的に私の覚えているのとはやはり違うようです。ご教示ありがとうざいました。
「ヒトザル」という言い方だけはずっと記憶にあるのですが。
あれ、なんか違う作品のお尋ねになってきた(笑)。
「陰獣」
これも違ってましたか・・。ウロ覚え発言は良くないな(笑)。
でも、古賀新一のマンガで、男女が地中に閉じ込められ、穴を掘って脱出を試みるが、途中で男が怪我をした振りをして女にだけ穴を掘らせる。必死に掘り続ける女を、歪んだ笑みを浮かべて見ている男の顔のアップが凄い形相だったのを、少年キング? かで読んでいるんです・・。
「屋根裏の散歩者」とそう変わらない時期だったと思えるのですが。
・・おっと、いつの間にかこれも別の作品のお話に(笑)。
これっぽいけど、違うようでしたらごめんなさい。
●トゲ人間
宇宙からただ一人生きて返った英雄 西条ケンは、
毎晩、吸血植物が人を襲ってその血を吸い取るという
悪夢に悩まされていた。
「ぼくら」 1968年11月掲載のようです。
以下の文庫本に採録されているようですね。
■「闇の画廊」 [ホラーコミック傑作集 第2集]
文庫 1996年04月10日 ISBN4-04-166417-9 [角川ホラー文庫]
菊地秀行=選
闇に蠢く狂気と絶望、そして悲惨・・・。八人の巨匠が描くダーク・ギャラリー!! 時空を越えて、いま甦る傑作恐怖コミック集。
「恐怖の原始人間ムーズ」 関谷ひさし
「少年Gメン」 武内つなよし
「浅き夢見じ」 小島剛夕
「人犬」 さいとう・たかお
「死人が呼んでる」 川崎のぼる
「吸血鬼」 望月三起也
「トゲ人間」 桑田次郎
「安達ヶ原の鬼女」 池上遼一
解説 菊地秀行
ちゅるふ 2002/06/16
[94] スピード解決ありがとうございます!
ちゅるふさん、ありがとうございます!
「ちいちゃくなあれ」に続いて、またもスピード解決。感激です。
西条ケン、・・この名前の響き、覚えありますよ。
「ぼくら」の1968年11月というと、まだ小学1年生でした。
『トゲ人間』とてもシンプルでストレートなネーミングだったんですね。
いやあ、昭和少年SFマンガの香りです(笑)。
ホラー文庫でとっくに復刻されていたとは。
「トゲ人間」以外は未見だと思えますが、さいとう・たかお「人犬」って、タイトルだけでとてもイヤ〜な気持ちにさせてくれます(笑)。
第2集というからには、まだあるんですね。
坂口尚「生き人形」などは載ってたりするのでしょうか。
マンガ文庫についてはこれまでまったく注意してなかったのですが、色々見てみようかな。
どうもありがとうございました。
bonso 2002/06/16 20:18:25
[95] Re[1] スピード解決ありがとうございます!
現物を確認せず、ネット上の情報を検索しただけなので、bonsoさんが探している物と違っていたら申し訳ありません。
そういえば「ちいちゃくなあれ」では、yoshirさんが該当本を注文されたようですが、現物は果たしてどうであったのか、ドキドキしております。
ちゅるふ 2002/06/16 21:36:10
[96] 『闇の画廊』
ちゅるふさん,その節はご教示,ありがとうございました(_○_) 20年ぶりの再読で,やはり「怪作だなぁ」という想いを強くしました。
『闇の画廊』について…
おそらくBonsoさんがおっしゃる桑田作品は「トゲ人間」だと思います。トゲ植物の惑星から,たったひとり帰還した宇宙飛行士はじつは…というお話です。
ところで,角川ホラー文庫からは「ホラーコミック傑作選」が今のところ5冊出ています。その第2集が『闇の画廊』です。編者の菊地秀行によれば,セレクトの基準は,
(1)普通,怪奇ものと縁がないと考えられている作家の作品
(2)できる限り現役作家であること
だそうです。ですから,けっこうレアな作品が収録されています。
それから第4集の『人外魔境』は小栗虫太郎原作のマンガ化で,1969年の『少年キング』に掲載されたものを集めています。作者は,手塚治虫・水木しげる・横山光輝・松本零士・桑田次郎となっています。
また第5集の『白髪鬼』は乱歩原作。横山光輝「白髪鬼」,桑田次郎「地獄風景」,古賀新一「陰獣」が収録されています。「パノラマ島奇談」が原作の桑田作品は,かなりぶっとんでます。
なお坂口尚「生き人形」は1〜5集には入っていないようです。
yoshir 2002/06/17 20:04:39
[99] Re[1] 『闇の画廊』
ちゅるふさん、yoshirさん詳細な情報の提供ありがとうございます。
『トゲ人間』については、私が「ぼくら」を愛読していた1年程の時期とちょうど合っていますので、これで間違いはなかろうと思います。
この後桑田次郎マンガでは「シンゴ」の連載が始まっていますからね。
角川ホラー文庫、第4集、5集はかなりそそられるラインナップです。
'69年「少年キング」だと「ぼくら」に購読誌を移した頃なのでぎりぎり読んでいるか分かりませんが、「人外魔境」の松本零士版って、もしかして「ヒトザル」というものの、絵物語りふうマンガではなかったでしょうか?
(いや待てよ、それは「有尾人」という別マンガがあったような・・。
いかんまたお得意のウロ覚え発言を・・(笑))
古賀新一の「陰獣」も、乱歩の原作とは違い、生き埋めで地中に閉じ込められた男女の話とかじゃなかったでしたっけね・・?
bonso 2002/06/18 00:31:35
[101] Re[2] 『闇の画廊』
松本零士の作品は「有尾人の夢」というタイトルですが,
これだけ『少年キング』ではなく『プレイコミック』掲載
でした(1975年)。ですからちょっとエロチックでした。
古賀「陰獣」は,わりと原作に忠実なストーリィでしたよ
(とか言いながら,原作の記憶がかなりあやふやなんです
が(^^ゞ)
yoshir 2002/06/19 21:47:58
[103] Re[3] 『闇の画廊』
引っ越しの片づけもひと段落し、今日やっと大きな書店に寄ってみました。
マンガ文庫コーナーにも目を光らせてみましたが、さすがに都合良くホラー文庫には巡り合えませんでした。
なる程、有尾人のマンガはあったんですね。でも年代的に私の覚えているのとはやはり違うようです。ご教示ありがとうざいました。
「ヒトザル」という言い方だけはずっと記憶にあるのですが。
あれ、なんか違う作品のお尋ねになってきた(笑)。
「陰獣」
これも違ってましたか・・。ウロ覚え発言は良くないな(笑)。
でも、古賀新一のマンガで、男女が地中に閉じ込められ、穴を掘って脱出を試みるが、途中で男が怪我をした振りをして女にだけ穴を掘らせる。必死に掘り続ける女を、歪んだ笑みを浮かべて見ている男の顔のアップが凄い形相だったのを、少年キング? かで読んでいるんです・・。
「屋根裏の散歩者」とそう変わらない時期だったと思えるのですが。
・・おっと、いつの間にかこれも別の作品のお話に(笑)。
bonso 2002/06/22 00:04:05