2007年11月24日

ミサイルマンマミー/久米みのる、一峰大二


mammy.jpg

'66(昭41)年、保育園時代にたぶん初めて読んだであろう少年マンガ雑誌「少年マガジン」に、「ミサイルマンマミー」が掲載されていました。

といってもさすがに5歳になるかならないかの頃だったので、作品タイトルなども覚えておらず、「一峰大二の絵で、人型の主人公ロボットが、巨大カブト虫のツノで崖に押さえつけられ、苦しんでいた」場面だけがずっと頭の中にありました。

'99年から運営していたマンガのホームページ(このブログの前身です)に「お尋ねマンガ」掲示板のページを設け、この時の記憶を記しました。答えが分かったのは、それから実に5年半も後で(笑)、古本や復刻マンガブームが一段落し、「ミサイルマンマミー」が初単行本化されてからでした。

「ミサイルマンマミー」は、乳酸菌飲料「森永マミー」タイアップ企画のキャラクターとして、昭和41年の少年マガジンに約1年間連載されたのだそうです。森永マミーは何度も飲んだことがあるけど、これは知らなかったなあ。

ミサイルマンマミーは、自然災害で家族を失った博士が、自然の猛威に負けまいと"気象を操る力"を持たせ、平和利用の為に開発したロボット。事件が起これば、マミーの操縦席である車のボンネット格納庫からミサイルのように発射され、雨を雪に変えたり、空気中の炭酸ガスを抽出して大火災に放射、消火し、また敵のロボットには空気をドリルに変えて攻撃する等の活躍を見せます。

"気象を操るミサイルヒーローロボット"なんて、何て格好良いんだ! しかし、私のヒーロー好きも、物心ついた時からの筋金入りですな。一峰先生のお陰です(笑)。

巨大カブト虫のシーンは、最初の事件(キセノン高圧ガスを放射して軍事施設を破壊して回る、巨大ロボットの話)が終わって、2つ目のエピソード。連載第18回でした。

巨大カブト虫"ビート"の前に立ちふさがったマミー。暴れていたビートの動きがふいにぴたりと止まる。対峙する、ビートとマミー。マミーが「かぶと虫の好きなあまいかおり」のする風を送り、ビートを大人しくさせていたのだ(アイディア溢れる素晴らしい展開だ!)。だがマミーを食べ物と思ったビートは、マミーに突進。こらえるマミーをツノで押し負かし、そのまま崖に磔に・・。

…ここだったんですね、40年以上も(笑)私の記憶にあったのは。マミーはロボットですが、ツノで崖に押し付けられて、大きな瞳を苦しそうにしかめます。ここをよく覚えている。感慨深いなあ。

この後マミーは背中のロケット噴射で崖の岩を削り、隙間を作って逃れます(これも思い出した!)。ビートを捕らえて飛行、戦いは空中戦へ。ところが、空を飛ぶビートに近寄ると、マミーの機能が狂い原因不明の操縦不能状態に。マミーは墜落し、地面に突っ込んでしまいます。

ヒーロー大ピンチの回。こりゃもう幼児にとっては一生もので、忘れるわけがありませんよね。一峰大二先生、素敵なヒーロー初体験をどうもありがとうございました!
posted by bonso at 02:19 | Comment(2) | 一峰大二

2001年12月19日

人喰いたばこ/一峰大二


(お尋ねマンガ解決済ファイル)

[83] 一峰大二の怖いマンガ

たぶん昭和44('69)年の、月刊(別冊?)少年マガジンなのですが、一峰大二の怖い短編が載っていたのが印象に残ってます。

車の中でタバコを吸っていた運転手が、タバコの煙りで視界を奪われ、少年をはねて、ひき逃げしてしまった。その後、たばこ(たしか平仮名)が憎い〜たばこが憎い〜と呟く血まみれの少年の幽霊を見るようになり(この一峰先生の絵が怖いんですよ、少年の目玉が上向いてるし(笑))、車に乗るとその少年の幽霊に追い掛けまわされてしまう。

最後は気を落ち着けようとタバコを吸うと、またその煙りで前が見えなくなり、小山のトンネルの中でダンプと正面衝突。ダンプの積荷の大型パイプがフロントガラスを突き破って・・!

ラストシーン。小山のトンネルからにゅっと突き出した大型パイプ。パイプの先から、血に染まった男の死体が上半身を覗かせている。小山の中腹には、目と鼻をイメージさせる影が描かれていて、「まるで、大男のタバコを吸っている顔のように見えました」というようなナレーションがありました(パイプがタバコ、男の血まみれ死体が火)。

この時の月刊(別冊?)少年マガジンには、他にジョージ秋山「ほらふきドンドン」、さいとうたかを「影狩り」等が載っていたと思います。

これは何というマンガだったのか、どなたか知っていらっしゃる方、いましたら教えて下さいー。

bonso 2001/12/19 00:00:21
posted by bonso at 00:00 | Comment(0) | 一峰大二

2000年05月09日

超人カピカ/ミサイルマンマミー/一峰大二


(お尋ねマンガ解決済ファイル)

[1] 謎の一峰ヒーロー

最近にわかに思い出して、それがホンの一部分だけなので、どうにも気になってしょうがないでいるマンガがある。昭和40年代の前半に「希望の友」という、月刊の学習雑誌みたいな本があり、友達から借りて読んでいた。その中で、マンガの連載もあり、それに、一峰大二がヒーローマンガを描いていたと思うのだが・・。

ヒーローは、桑田次郎のエイトマンタイプのロボットだった気がする。当時私は小学低学年。覚えているエピソードはひとつだけ。

全身が炎に包まれた巨大怪獣(ロボット?)と闘うヒーロー。怪獣の発する高熱のせいで、近寄ると溶かされてしまうので、苦戦する。ヒーロー、何を思ったか、川に飛び込み、大量に川の水を飲んで戦線に復帰。再び怪獣に挑むが、炎で溶かされてしまうどころか、逆に全身が何故か氷づけになり、空を飛んで凍った体で怪獣に体当たり、粉砕、勝利!

どうしてこういう現象が起きたのか、博士が解説する。〜
「インドなどの暑い国では、冷蔵庫もないのに、カメの中の水が冷えている。これは、土で出来たカメが水分を外に染み出させ、その水分が蒸発することによって、カメの熱を奪い、冷やしているのだ。今の○○(←ヒーロー)の戦法は、その原理を応用したものだろう」。

・・今ちょっと、(笑)マークをつけてしまいたくなったが、子供のころの大事な思い出のひとつなのでそれはやめておこう。いや本当に知識が身につきましたよ、このエピソード(笑)(← 結局ついている)。

「希望の友」の同時期の連載マンガには、藤子不二雄(たぶんA)先生の「ぼくんちのタコくん」「ビリ犬」、横山光輝先生の「宇宙人ロック」があった、と思う。・・こちらも内容はホンのひとコマずつくらいしか、記憶にないけれど。

ヒーローが川の中を泳ぎ(というより、飛び)水をゴクゴクと飲む場面で、「ゴク ゴク」と、あの一峰先生独特の書き文字があったのははっきりと覚えている(あった筈)なのだけれど、・・うーん、誰かこのマンガのことを知っている人が、どこかにいないものだろうか・・。困っちゃうよ、・・中途半端に思い出してしまうと。

〜 と、そんなことを考えていたら、今朝、もうひとつ頭から出てきてしまった!

・・これも一峰マンガだったと思う。今度は昭和30年代の後半。私はまだ保育園児だー。ほとんど物心ついて初めて見たような、やはりヒーローマンガじゃなかったろうか。ヒーローが、巨大なカブトムシ型ロボットの角で山の壁に押し付けられ、苦しんでいた場面だけが思い出される。「ううっ」とかいって、体をのけぞらせていたように思う(ピンチな場面ほど、印象に残るね)。

掲載紙は「少年マガジン」? ・・いや、その頃だから、「少年」、「漫画王」のセンもある。ああ、謎が2つに増えてしまった・・。解明される日ははたしてくるのか!?

(後注:「ビリ犬」は『ぼくら』昭和44(' 69)でした)
posted by bonso at 22:04 | Comment(0) | 一峰大二

1999年07月15日

宇宙猿人ゴリ/宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン/スペクトルマン /一峰大二


「〜スペクトルマン」は小学中〜高学年時に購読していた月刊誌、「冒険王」で毎月楽しみに読んでいた。最初に読んだのは46年の7月号。交通事故怪獣 " クルマニクラス " という、ウルトラシリーズではお目にかかれないタイプの奇妙な怪獣が出た号だった。

私はマンガの単行本を買う時に、それが出てからすぐ買ってしまうとまだ連載時の記憶が新しいので、何年かして、久々に読みたくなった頃に古本で購入することがよくある。「〜スペクトルマン」の単行本もそんなふうに、書店にあっても手をのばさないでいた。

そんなこんなでそれから10年がたち、貧乏バイト学生になっていた私は、熊本のとあるスーパーの駐車場で古本売りのアルバイトをしていて、たまたま「〜スペクトルマン」全巻を見つけた。確か全8巻で1500円だったと思う。

ところが、極貧学生だった私は、そのたった1500円を持ち合わせておらず、その時一緒にあったつげ義春の文庫サイズの「ねじ式」等を、4冊530円で買って帰った。その後、「〜スペクトルマン」の単行本には何故か縁のないまま、学校を卒業し、地元の大分に帰り、さらに10年が過ぎた。

平成5年(1993)に、大分の古本の元締め(と勝手に呼んでいる)みたいな古物商さんと知り合いになり、スペクトルマンが読みたくて、古本について聞いてみた。何しろスペクトルマンといったら、「マグマ大使」を製作した特撮のピープロのTVヒーローものの代表作なのだが、なんでも、お金に困ったピープロがフイルムを外国に売り飛ばしてしまったため、ただの一度も再放送がないという、幻の作品なのだ。昭和の終わりの、まだエロ雑誌でなかった頃の「宝島」に、フランスで「宇宙猿人ゴリが仏語で喋っていた」のを観た、という記事が載っていた。ちなみにピープロには他に「怪獣王子」、「快傑ライオン丸」、「風雲ライオン丸」、「電人ザボーガー」、「鉄人タイガーセブン」等がある。

「〜スペクトルマン」について、古本の元締めさんに資料を調べてもらったところ、全8巻で、中央での現在の売価は8万円だということだった。

私は素朴な古本マニアだったので、これを聞いて、とても驚き、ずいぶんとガッカリした。TVのスペクトルマンのLDボックスが去年発売されたが、こちらも前後巻合わせて12万円以上もし、大分のリズムレコードの店内で、ボーッとしてそれを眺めた。・・何だ、コレ? こんなものを本当に買ってしまう人っているのだろうか? 売っているということは、いるにはいるのだろうけれど、一体どういう人なのだろう・・。まあ私も、アントニオ猪木名勝負のLDボックスに33000円+税×2 も使ってしまった過去があるので他人のことは言えないけど(笑)。

今年に入り、スカイパーフェクTVのチャンネルで「マグマ大使」の放映が始まった。ひょっとしてひょっとすると、「マグマ〜」が終わった後に「〜スペクトルマン」をやってくれないかな、と淡い期待を抱いている。

宇宙猿人ゴリ/宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン/スペクトルマン/一峰大二
昭和46〜47(' 71〜' 72)年 冒険王、少年チャンピオン
posted by bonso at 13:01 | Comment(0) | 一峰大二

1999年06月09日

黄金バット/一峰大二


子供の頃の最初のヒーローは、プロレスの鉄人ルー・テーズと、この「黄金バット」。
「黄金バット」のTV主題歌のレコードが欲しくて欲しくて、ある時熱を出して小学校(幼稚園だったか?)を休んだ時に、母にねだった。パートから帰った母が持ち帰ったものは、主題歌と副主題歌の歌詞をノートの切れ端に書き写したものだった。うちにはレコードプレーヤーが無いから(当事持っている人はまれだった、と思う)ということで・・。ガッカリして泣いてしまったが、いまでは母の愛情に泣けてしまうね。

「黄金バット」が連載されていた「少年キング」は幼稚園〜小学低学年にかけて毎週買ってもらっていた。「黄金バット」以外には、「怪物くん」「怪獣王子」「キックの鬼」「秘密探偵JA」「丹下左善」等があり、当時最強の少年マンガ誌だった。「石森マンガ教室」もたしか2〜3ページずつの連載だった。後年、あるのか無いのか分からないような雑誌になってしまったのはなぜだったのだろう。

藤子不二雄「まんが道」の単行本を20歳くらいの頃に買っていたが、それからほどなく「少年キング」は廃刊になった。

bat.gif

黄金バットのレコード

黄金バット/一峰大二 少年キング 昭41(42?)〜
posted by bonso at 00:00 | 一峰大二


sevenan4241.jpg daikaiju8956bf.jpg g1gamera3940.jpg godzilla6294b.jpg
yanagiya9386f.jpg kaibutukun6015.jpg kikaider6049.jpg daimajin5404.jpg mokume8691f.jpg